Sonic Mini 4KとAqua-Gray 4K Resinで高品質なモデルをプリントする方法(前編)

チュートリアル9 Mar 2021

Sonic Mini 4KとAqua-Gray 4K Resinで高品質なモデルをプリントする方法(前編)

Phrozen Sonic Mini 4K と Aqua-Gray 4K は最適な組み合わせです。この2つを組み合わせることで、4K解像度の高品質な3Dモデルをシームレスに造形でき、必要な精密デザインを細部まで忠実に再現できます。  

Sonic Mini 4K は、35µmの4K解像度と6.1インチの造形エリアを備え、高精細な3Dモデルを造形できます。さらに、1層あたりわずか2秒でプリント可能です。 

高解像度で造形するには、レジンの各層に対するUV光の露光が非常に重要です。そのためには、光のにじみ(Light Bleeding)と硬化時間のバランスを適切に保つ必要があります。光がレジン内部まで過度に透過すると、モデルのディテールや輪郭の鮮明さが損なわれます。

Aqua-Gray 4Kの特長とは?

Aqua-Gray 4Kでプリントしたキアヌ・リーブスのモデル
Sonic Mini 4KとAqua-Gray 4K Resinを組み合わせて、キアヌ・リーブスのモデルをプリントし、細部まで精細に表現しました。
Phrozenでは、これらの要素のバランスを最適化するためにAqua-Gray 4Kを特別に設計しました。これにより、Sonic Mini 4Kで高解像度のプリントを実現できます。プリント時は、以下のレジンプロファイル設定を推奨します。ただし、必要に応じて設定を調整し、最適な結果が得られる条件をお試しください。

Aqua-Gray 4Kがほかのレジンと異なる理由

Phrozen Aqua-Gray 4K Resinは、高い4K解像度により各レイヤー間のごく細かな積層跡を効果的に抑えます。細いサポート構造やモデル底面の中空開口部まで、精度高く再現できます。 

Aqua-Gray 4K Resinは積層による表面の筋を抑え、細かなディテールまで表現した滑らかなモデルを造形します。
 

一方、一般的な2Kレジンでは、ディテールの再現性が低く、積層跡が目立つモデルになりやすくなります。

Aqua-Gray 4K Resinは、波長405nmのLCDプリンター向けに特別に開発され、高速プリントに対応しています。また、優れた靭性と剛性を備えているため、ミニチュアフィギュアや製品プロトタイピングの造形に非常に適しています。Aqua-Gray 4Kの物性をご紹介します。
  1. 粘度:230~330 Cps 
  2. 表面硬度(Shore D):75~80 Shore D  
  3. 引張強度(破断時):26~28 MPa 

粘度:レジンのレジンの粘度や粘性を示す値です。Cpsの値が低いほど、レジンの粘度は低くなります。  

表面硬度:プリント後のモデルの硬さを示します。値が高いほど、モデルの耐久性が高くなります。 

引張強度:モデルを破断させるために必要な強度を示します。値が高いほど、モデルは割れにくくなります。

Aqua-Gray 4K Resinとその他のレジンの比較

Aqua-Gray 4K Resinは、その優れた特長により、Sonic Mini 4Kと組み合わせることで、よりシャープで滑らかな高品質の造形を実現します。

続編の 次の記事 では、Aqua-Gray 4K ResinとSonic Mini 4Kを使用し、このモデルを実際にプリントする手順をステップごとにご紹介します。