8Kと4K、どっち?どのレジンを選ぶべき?

ガイド28 Jul 2023

8Kと4K、どっち?どのレジンを選ぶべき?

8Kレジンは、4Kレジンと本当にそれほど違うのでしょうか?

この疑問を抱いたことがある方や、答えを求めてインターネットで調べたことがある方もいるでしょう。いずれにしても、同じ疑問を持っているのは決して一人だけではありません。

8Kレジンと4Kレジンの実際の違いについて、疑問に思っている方はたくさんいます。アップグレードする価値はあるのでしょうか?次に使うレジンとして8Kレジンを選ぶべきなのでしょうか?

今回は、Honey Badger 3D Print and Paintが、私たちのお気に入りである Aqua-Gray 8K と、信頼の Aqua-Gray 4Kを使って、8Kレジンと4Kレジンの比較動画を制作しました。

その違いを、ぜひこのまま読み進めてご覧ください!

8K vs 4K:ディテール比較

Jamesは、この2種類のレジンからどのような結果が期待できるのか、できる限り正確に把握してもらいたいと説明しています。そこで、比較を可能な限り「科学的」にするため、この比較動画で使用するすべてのモデルを Sonic Mighty 8K と、Phrozenウェブサイトで提供している推奨パラメーター設定を使って造形しています。

それでは、見ていきましょう!

1. アヌビス像

8Kレジンと4Kレジンの比較

Artisan Guildがデザインしたこのモデルには、レジン3Dプリントモデルに求められるようなディテールがふんだんに盛り込まれています。すでにご存じの方もいるかもしれませんが、濃い色のレジンが Aqua-Gray 8K、明るい色のレジンが Aqua-Gray 4Kです。濃い色そのものも、ディテールをよりくっきり見せるうえで有利に働いています。

この2つのモデルを並べて見ても、一目では大きな違いは感じられません。

しかし、モデルをよく見ると、8Kレジンのほうが明らかに優位であることが分かります。歯はよりシャープで、ネックレスや口元もよりくっきりしており、8Kの解像度による違いがはっきり表れています。

2. Rowenaの胸像

4Kレジンと8Kレジンの造形品質比較
次にJamesは、Ernest Nimovski(Neriksonとしても知られています)が制作したRowenaモデルを比較し、肌の質感でどのような違いが出るかを確認しました。Jamesによると、どちらのモデルも非常に細部まで表現されており、肌や角のごく繊細な特徴まで確認できます。

一方でJamesは、4Kモデルでは取り外し中にRowenaのスカーフが破損したことから、 Aqua-Gray 8K のほうが4Kレジンよりわずかに強い可能性があると述べています。ただし、4Kモデルを扱った際に自分が力を入れすぎたことが原因かもしれないとも強調しています。いずれにしても、この破損はディテールの比較には影響しておらず、それが最も重要だと考えています。

3. アヌビス・ウォリアー

4Kレジンと8Kレジンの比較
比較用に、もう1つアヌビスのモデルを見てみましょう。Jamesによると、最も大きな違いは斧に表れています。8Kレジンでは、モデルの斧と腕がよりくっきりと見え、その仕上がりは非常に優れています。

4. Nurgle

4Kレジンと8Kレジンの造形品質比較
Jamesによると、このNurgleのような造形は非常に難しく、特にモデルの周囲に大量のハエが群がっている部分は大きな難所です。

それでも、4Kレジンでも見事なディテールを表現できています。しかし8Kになると、8Kレジンによってディテールがどれほど大きく向上するのかが分かります。経験豊富なペインターであれば、このレベルのモデルはきっと塗装を楽しめるでしょう。

ここまで8Kレジンと4Kレジンのディテール比較を見てきましたが、8Kレジンを選びたくなったでしょうか?Jamesの考えも見てみましょう。

8Kレジンは必要?

Jamesは、自分の意見が非常に主観的なものであることを認めたうえで、プロジェクトに8Kレジンが必要かどうかは、用途や好みに大きく左右されると考えています。

大型モデルを造形しますか?

答えが「はい」であれば、次に、そのモデルにはどの程度のディテールがあるのかを考えてみてください。

 Sonic Mega 8Kのような機種で造形する場合、8Kレジンは必ずしも必要ではないかもしれません。その代わり、造形速度をより重視する場合もあります。そのような場合は、ニーズにより適しているPhrozen Speed resinを使用できます。

大型モデルを造形しつつ、ディテールも非常に重視する場合はどうでしょうか?その場合は、8Kレジンを選びましょう。

ビジネス用途で造形しますか?

Etsyでミニチュアのビジネスを運営している場合や、顧客向けにオンデマンドの造形サービスを提供している場合は、可能な限り高い品質を得るために8Kレジンの導入を検討するとよいでしょう。

3Dプリントビジネス

ビジネスオーナーにとって、3Dプリント製品の品質を射出成形品と同等の水準に保つことは、顧客満足度を確保するうえで重要な要素の1つです。その点を考えると、8Kレジンを選ぶとよいでしょう。

プロのペインターですか?

その場合は、ぜひ8Kを選びましょう。8Kレジンは、作業できるディテールが増えるだけでなく、塗装作業の優れたベースにもなります。Phrozenコミュニティのアクティブメンバーの1人であるMaria zur Neddenは、 3Dプリントによって塗装への情熱がよみがえった体験を紹介しています。

 3Dプリントモデルの塗装

一方、自分はごく普通のペインターだと思っていて、モデルのディテールが作業にそれほど重要ではないのであれば、4Kレジンでも十分です。

趣味で3Dプリントしますか?

この場合は、本当に個人の好み次第です。モデルのディテールがどれだけくっきり表現されるかを、それほど重視しますか?それとも、価格差を考えれば4Kの解像度で十分でしょうか?

3Dプリントの趣味

どちらの答えもまったく問題ありません。8Kレジンが自分のニーズに必要かどうかは、それぞれで判断できます。

Honey Badgerは8Kと4K、どちらを選ぶ?

ここまで比較を読んで、Honey Badgerが8Kレジンを選ぶのか気になった方もいるかもしれません。Jamesによると、彼らは8Kレジンのほうを好んでいます。選択肢がある場合、個人的には8Kレジン、今回であれば Aqua-Gray 8Kがもたらす品質とディテールのくっきりした表現を好むとのことです。

では、常に8Kレジンを選ぶのでしょうか?Jamesは、それは場合によると述べています。プロジェクトや、造形したいモデルによって異なります。予算が限られている場合は、 Aqua-Gray 4K もいつでも選択肢になります。どちらを使っても非常に細部まで表現されたモデルを造形できるからです。ただし、一方のほうがもう一方より優位な点があるということです。

Phrozenのレジンのラインナップや、どれを選べばよいのか、自分に最適なのはどれかについて詳しく知りたい場合は、次に使うPhrozenレジンを選ぶ前に知っておきたいことをまとめた記事もぜひご覧ください。

JamesとHoney Badgerによる動画の全編が気になりますか?こちらからご覧ください!